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難聴の進行を抑えるためにも聴力を確認しましょう
【難聴の進行を抑えるためにも、今の聴力を確認しましょう】
加齢性難聴は40歳を過ぎると徐々に進行し、多くの方が自覚症状なく難聴になっていきます。加えて、難聴は放っておくと症状が進み、会話が聞き取れず認知症の進行が早まる危険性があります。
そうした状況に対して、日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会では「8030運動」(=80歳で30dBの聴力を保つという啓発活動)に取り組んでいます。
当院でも耳が聞こえることで元気を取り戻してほしいという思いから、補聴器外来を新たに設立しました。医療系国家資格である「言語聴覚士」が常駐しており、患者さん1人ひとりに最適な補聴器選びや聞こえの手厚いサポートを行うことができます。
本人に自覚症状がないため、難聴の早期発見・早期治療のためには、ご家族の方が難聴症状に気付いてあげることがとても大切です。
日常生活に支障がない程度の違和感でも、聴力検査で現在のご自身の状況を確認することをお勧めしますので、まず一度ご受診ください。